彫刻刀を造っています。
元は東京亀戸でした。天神様の水で焼き入れした様な事も聞いたことがあります。
いまでは、安達太良山とか磐梯山の湧き水でしょうか
終の棲家をここ福島県は郡山市の郊外、猪苗代湖まで車で30分の所に決めてから30年が過ぎ、綺麗な空気、澄んだ空、暖かい人情、住めば都良いところです。
彫刻刀を造り始めて私で四代目です。
彫刻刀を主力に木彫り関係の刃物、版画用刃物、印鑑用刃物、切り出し小刀、その他別誂えで、ナイフ、ナタ、等造らせて頂いております。最近では家庭用の包丁、ペティーナイフ等(綱一)の評判が良く注文を頂いております。
刃物を造る上で心がけていることは、彫刻刀を一本ご注文頂いた場合、これからその刀を何年も使って頂くことになります。最後まで気持ちよく使って頂くために使い手の声を聞き、それに答えるよう小回りの利く作り手でありたいと思っております。
それは素材から完成品まで一環して制作している当社だからこそ可能な事です。
これからも清綱彫刻刃物製作所が造った刃物を最後まで気持ちよく使って頂くために精進しますので宜しくお願い致します。